繁忙期の補充のはずが暇すぎ監獄

派遣社員として、とある企業の就業案件を紹介されました。仕事内容は受発注などの営業事務ということでした。辞める方がいるというわけではなく、業務の繁忙期に入るための補充ということで、1月から3月までの3ヶ月間という期間限定の案件ということでした。

面接等も問題なく、実際に就業しはじめたのですが、初日は仕事のマニュアルのようなものを渡されて、とりあえず読んでおいてくださいと言われました。実際にやってもらう仕事がきたら、詳しく教えるので、まずはとりあえずマニュアルを見ておいてくださいということでした。言われたとおり、マニュアルを見ていたのですが、正直30分もかからず、読み終えてしまう程度のボリュームのマニュアルでした。

初日ということで、事務手続きなどがあったりで、なんとか就業時間が終わるまで過ごしたのですが、それからほとんど毎日、このような状態で、1日なにもすることがないという日が続きました。もちろん、雑用でもなんでもいいので、何かすることはないですか?と聞くのですが、それでも「特に何もないのでごめんなさい」というような感じでした。補充人員のため、元からいる人は自分の仕事があり、その仕事を私にふるほどでもなかったのだと思います。

ようやくお願いされたことといえば、郵便を送るので、封筒に宛名を印刷してくださいとか、いらなくなった裏紙を裁断してメモ用紙を作ってくださいとか。それでもまだやることがあるだけマシだと思えるほど、本当になんの仕事もないのです。たしか繁忙期のための補充と聞いてましたが、いつ繁忙期に入るのでしょうか?と疑問に思うほどでした。

派遣社員だったので、派遣会社にも相談をしたのですが、「もう少ししたら仕事がくると思うので、しばらく待ってください」というような回答で、しばらく待ってはみたものの、状況はまったく変わることがありませんでした。

私の方が、こんなに仕事がないのに、ただいるというだけで時給をもらうのも申し訳ないと思うほどで、逆に早々に辞めさせてもらったほうがいいのではないか?という話もしたのですが、「繁忙期に入ったときのために」ということで、結果は変わりませんでした。

友人などに話をしたところ、ヒマなんていいね、うらやましい、などといわれたりもしましたが、多少、時間に余裕があるという程度ならいいのですが、本当になにもすることがなく、ただデスクにいて、ただただぼーっとしながら1日を過ごすというのは本当に精神的苦痛でしかありませんでした。かといって、周りの私以外の方は一応、なにかしらの仕事をされているわけですから、あからさまにヒマという態度で、ネットを見たり、雑誌を読んだり、さらには寝たりなどは当然できるわけでもないので、デスクにいるのも本当に居心地が悪かったです。

それでも、1ヶ月ほどたつころには、こちらもいい加減、その状況に慣れてきて、派遣先企業がそれでもいいというなら、とにかくこの状態で3ヶ月を過ごすしかないと開き直り始めていました。ようやく終了まであと1週間となり、派遣会社の方が話をしにみえたのですが、そこで驚愕の話をされたのです。なんと、4月から入ってくる新入社員に仕事を引き継いでほしいというのです。引き継ぐもなにも、こちらの企業で私はなんの仕事もしてません。いったいなにを引き継げばいいのでしょうか? 封筒に宛名を印刷するやり方を教えればいいんですか? それ以前に、こんなところにあと1日だって来たくないのですが。と、話をしたのですが、それでもといわれました。ですが、私としてはあと1日どころか、1時間ですらもう我慢できませんといって、断固としてお断りしました。

無事、3ヶ月の契約を満了というかたちで、就業終了となりましたが、繁忙期というのはあてにならないものだなと思いました。